精神障害者の居る家庭で

精神障害者、主に鬱病の方はとても神経質なので、常に安静を望んでいるのです。
患者たちは病院に入院しない限り、自分の家で生活するしかありません。だから家庭では、患者の安静のための良好なコミュニケーションや生活環境が必要とされます。
患者にはひきこもりが多いです。だから例えば、患者が風呂に入ろうとしているときに、家族の誰かに軽い気持ちで、「外に出てないんだから風呂に入る必要無いだろ」なんて罵られたら、患者は死にそうになるくらい辛い思いをします。または、安静にしたい患者にとって、わざとらしく鼻を啜ったりするという行為は、患者に過剰なくらいな程にストレスを溜めさせます。
このとき、罵ったりストレスを溜めさせるような行為をした家族は、患者にとっては怪物です。そのような家庭は、良好なコミュニケーションや生活環境の形成には程遠く、患者にとっては恐怖の世界なのです。
精神障害者の方が居る家庭の家族は、その患者にとって、些細なことで怪物になってしまうのです。患者にストレスを溜めさせなくするためにも、死にそうになるくらい辛い思いをさせなくするためにも、家族は患者に寄り添い、絶対的な安静のための良好なコミュニケーションを取り、良好な生活環境の形成に努めることが重要なのです。そしてこれらの実現は、患者の心の底からの望みなのです。
最後に、これらを実現しようとしなければ、患者本人と家族の双方が苦しむ結果に終わるだけなのである、ということを強調しておきます。