サイレントマイノリティー

「俺を殺してくれ」と思うのは、自分は犯罪者だという認識があるからだろう。だから、皆犯罪者なのに、犯罪者にならないし、世界は滅びないくらいにはうまくまわる。
あなたたちのその軽そうな鞄は、頭のかさに比例しますか。ああ、ずるいな。楽しいことだけを急がせるのに便利なだけで、どうだっていい俗物。それらに溢れた狡猾なその手に手錠はかけられないから、逮捕は諦めるけど、目は剥き出しですね、悔しさごと焼き付けるよ。
世界の真実のために何を貢ぎましたか。いや、世界の真実を考えたことはありますか。目に見えた真実は、それは真実ですか。
息をすることで人生を遅らせているような日々です。遅らせることで呼び戻せる仲間も居ない。そのために叫ぶこともできない。ぼくたちは自分が好きだから。正しいルールの無い世界で時間に流され、世間を見つめ、悔しさや無理な笑いを受け止めるだけだ。ぼくたちサイレントマイノリティー、殺されちゃいけない。