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無意識に潜む愛情の記憶

おまえが人間として生まれてきて
おまえはおまえの親に愛されて
おまえになったんだった

怪物は粗大ゴミだけど、もうおまえは、嫌でも人間にしか見えないから、
おまえを殺さなくてよかった

真面目な親なら真面目な幼子 下衆な親なら下衆な幼子
おまえの親は不良だなんておまえは信じられないよな、
おまえは知らず知らずのうちに不良になったんだ

ぼくを転ばせて転がしてぼくで遊んだおまえ
誰かで遊び捨てるおまえ
正義という名の好悪で他人を無条件に扱き下ろすおまえ
飲酒喫煙している未成年のおまえ
豪勢にドアを閉めるおまえ

故意に人を傷つけるおまえら

おまえらの親の顔なんか見なくても、笑っていることなんてわかっている
おまえらの親はおまえらのことが可愛くてしょうがない
その愛情はおまえらにとってぼくたちを傷つけることとは関係ないんだというのなら、
幸せそうな親子が、そこのガストから出てゆくのをその目で見てくれないか、
恥ずかしいのが浮き彫りになる前にさ
おまえなんか産まなければよかったって泣かれる前にさ